創業20周年を迎える桜十字グループが新スローガン

2025.01.06 東京桜十字

医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループは、2025年の創業20周年を記念して、新たなスローガンとキービジュアルを発表いたします。

2025年、私たち桜十字グループは20周年を迎えます。次の10年に向け、これまで大切にしてきた「生きるを満たす。」という想いをさらに進化させて、新たなスローガンとして「WELL-BEING FRONTIER(ウェルビーイング・フロンティア)」を掲げ、アーティストMOTAS.の協力のもと、新たなキービジュアルを制作いたしました。

1. 背景・目的

「人生100年時代」と言われる中、日本の少子高齢化の動きはますます加速し、2060年には約40%ほどが65歳以上といった人口推移が予測されています。※1 そして、厚生労働省の保健医療ビジョンにおいて「2035年、日本は健康先進国へ」と提唱されて10年が経ちました。※2 次の10年に向けて、医療は病気やケガを治すといった身体的なことだけでなく、精神的・社会的な面でもQOL向上を目指していくこと、つまり「Well-being(ウェルビーイング)」な社会創生に貢献していくことが求められています。

ウェルビーイング(Well-being)とは
「ウェルビーイング」という言葉は、WHO(世界保健機関)が設立された際、WHO憲章前文において、健康を定義づける言葉として登場しました。 身体的・精神的・社会的に、良好で満たされた状態を意味し、「幸福」と訳されることも多い言葉です。Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.※3
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、身体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。

桜十字グループは、2005年の創業から最初の10年を「メディカルグループ」として歩みを進め、その後、社会のニーズに応えるため「ヘルスケアグループ」として次の10年を成長してまいりました。そして、これからの桜十字グループが目指すべきは、「医療をしあわせというものさしで再定義し、人びとの生活をウェルビーイングな状態にすること。」「様々な領域で“生きる”を満たし、QOL充実社会の実現につなげていくこと。」それらが私たちの使命だと考えています。

新たなスローガンとして掲げた「WELL-BEING FRONTIER」。この言葉には、「人生100年時代を生きる人びとが、健康かつ幸福感を感じられる社会を切り拓くため、桜十字グループがその最前線に立ち、枠組みに捉われることなく、ウェルビーイングの地平をどこまでも拡げていきたい。」そういった私たちの想いが込められています。2025年、新たなスローガンとその想いを表現したキービジュアルを掲げ、桜十字グループは「WELL-BEING FRONTIER」の実現に向けて邁進します。

※1:厚生労働省HP, https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21481.html, 【2024/12/27】
※2:厚生労働省HP, https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/hokeniryou2035/future/,【2024/12/27】
※3:WHO(世界保健機関)HP, https://www.who.int/about/governance/constitution, 【2024/12/27】

 

2. 新キービジュアルに込められた想い

今回、「MOTAS.」を協力アーティストとして選出した理由は、「大切にしている想いの一致」です。二人が描くアートにはどれも、“どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく”という意味が込められています。医療の現場では特に、身体が不自由な方や心に何かを抱えている方と関わる機会が多くあります。また、生きていく中でどんな人でも、いやなことや不安なことに直面します。このような状況にある人々に対して、桜十字は「生きるを満たす」ことを掲げ、「WELL-BEING FRONTIER」を目指していく。綺麗ごとだけじゃない、「生きる」ことへの想いを込めたクリエイティブによるキービジュアルとなっております。

協力アーティスト
「MOTAS.」
2012年に結成したBOYAとTOMOによるアートユニットMOTAS.(モータス)。グラフィティ活動を行っていたBOYAとコマ撮り映画などのプロジェクトで活動していたTOMO。その異なるジャンルのアート活動をしていた2人が、コミック、グラフィックデザイン、タイポグラフィー、イラストレーション、抽象画など様々なスタイルを取り入れ、人間特有の感情を独自の視点でアートに落とし込んだ作品を制作。BOYAによるドローイングとTOMOによる色彩感覚によって描かれたキャンバス作品やミューラル作品は、ストーリー性や時代性、地域性を越えた不思議な温かみを感じさせる。近年は中指が折れ曲がったBLEYE(ブライ)というキャラクターと、赤青黄からなる3体の小さなOOOS(オース)をモチーフに、“どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく”という意味をもたせ創作の幅を広げている。

人と人との繋がりと営み
今回の作品タイトルは「紡ぐ(Tsumugu)」です。人々にとっての理想の理解者は、やはり人間だと思っています。人と人との営みが古来から現在にまで続いていて、それがあって今があると日々感じます。人それぞれ言語や文化、能力は違えど、未来はこうであってほしいと願う共通の気持ちを、キャラクターが持っている無限大(∞)のインフィニティーリボンに見立ててます。いま自分たちが立っている世界でも、こういった輪が広がることを願っております。
MOTAS.

プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000132347.html